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『魔女狩りのヨーロッパ史』
書評:池上俊一『魔女狩りのヨーロッパ史』岩波新書、2024年. 文責:小林瑠斗(政経学部2年) 🟢はじめに 本書は日本の歴史学者であり、東京大学名誉教授である著者による著作である。西洋中世史、ルネサンス史、特にトスカーナ地方の歴史が専門であるが魔女についての著作が多...
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2024年10月17日読了時間: 10分
『ヨーロピアン・ドリーム』
書評:ジェレミー・リフキン(訳:柴田裕之)『ヨーロピアン・ドリーム』日本放送出版協会、2006年 長谷川玲也(政経学部2年) 🟢はじめに 著者のジェレミー・リフキンは、アメリカを代表とする文明評論家で、1994年より米国ウォートンスクールのエグゼクティブ教育課程で世...
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2024年10月17日読了時間: 6分
『ヴァイキングの考古学』
書評:ヒースマン姿子「ヴァイキングの考古学」同成社、2000年 島袋空(政経学部2年) 🟢はじめに 本書は、7章構成であり、ヴァイキングが起こした歴史について、その時代の地形や文化に合わせて画像や地図を使って説明されている。本書を執筆したヒースマン姿子は、考古学が専...
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2024年10月17日読了時間: 5分
『バスク:もう一つのスペイン- 現在・過去・未来』
書評:渡部哲郎『バスク:もう一つのスペイン - 現在・過去・未来』彩流社、1984年 工藤遥冬(政経学部2年) 🟢はじめに 本書は、なぜ現在に至るまでバスク地方はスペインからの独立を目指しており、なぜバスクがもう一つのスペインと呼ばれているのか...
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2024年10月17日読了時間: 4分
『世界史を作った海賊』
書評:竹田いさみ『世界史を作った海賊』ちくま新書 山本ことみ(政経学部2年) 🟢本書の概要 本書は、「海賊」という暴力装置にスポットをあてつつ、この言葉にプラスの意味を見出す社会背景・伝統を探り、現代に通じる価値観の始まりを探る。「海賊」がイギリスや欧米の世界ではなぜ「...
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2024年10月17日読了時間: 5分
2024年度2年ゼミ夏の書評チャレンジの合評結果について
日時:2024年9月26日 開催地:起雲閣・音楽サロン(熱海温泉) 取り纏め:渡邉義臣(4年ゼミ長) 記録:高見 ●審査結果 本審査会では、2024年度2年ゼミ生が今夏の課題としてチャレンジして作成した書評の第一次稿(または修正稿)について、特に優れた点を有すると評価され...
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2024年10月17日読了時間: 4分
『路地裏の大英帝国 イギリス都市生活史』
著作:角山栄 川北稔 出版社:平凡社 発行日:1982年2月5日 文責:名古屋美帆 (政経学部法律政治学科 2年) ・はじめに 19世紀、イギリス産業革命をきっかけに都市化が進み、人々の生活も大きく変化した。本書は、それまでの諸研究において見られた経済面からイギリス...
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2024年8月13日読了時間: 8分
『1918年最強ドイツ軍はなぜ敗れたのか~ドイツ・システムの強さと脆さ~』
著者:飯倉 章 出版:2017年12月20日 文藝春秋 文責:政経学部2年 舩橋琉奈 興味のある地域・分野 地域に関してはドイツ。この地域の歴史を振り返ると、自動車産業では革新的な進化を遂げ、ベートーヴェンやモーツァルトなどの音楽家、哲学者ニーチェなどの思想家を輩出し...
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2024年7月6日読了時間: 8分
『ドイツ史と戦争:「軍事史」と「戦争史」』
彩流社, 2011年11月15日 編者:三宅正樹,石津朋之,新谷卓,中島浩貴 文責:印宸皓(経済学科2年) ⚫️はじめに 現在ドイツという国名を耳にするとき、イメージしやすいのは、ヨーロッパ連合の中心国として重要な位置を占め、国際平和に対して責任を持つ国家であろう。もしくは...
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2024年1月21日読了時間: 7分
【書評】『フリードリヒ大王 啓蒙君主のペンと剣』
飯塚信雄著、中公新書、1993年10月15日 文責:番場理佐子(政経学部2年) *興味のある地域・分野 プロイセンやイギリスに興味がある。また、プロイセンのホーエンツォレルン家やハプスブルク家に興味がある。今回は、ハプスブルク帝国のマリア・テレジアと同時代に生きたプロイセン...
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2022年9月29日読了時間: 7分
【書評】『ナポレオン 英雄か独裁者か』
上垣豊著、山川出版社、2013年 文責:渡辺虎之介(政経学部2年) ●はじめに 日本人に馴染みがあり、人気が高い偉人の一人であろうナポレオン。コルシカ島生まれの無名の若者が革命で揺れるフランスの中で栄光を手にし、一時はヨーロッパを支配するまでになる。しかし、野望の果てにヨー...
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2022年9月29日読了時間: 6分
【書評】『大衆消費社会の登場』
著者:常松 洋 出版社:山川出版社 出版年:1997年5月25日 文責:高橋法大(政経学部2年) ●はじめに この本は、アメリカを中心とした資本主義の発展と政治・文化から影響されている消費社会について説明されているものである。著者の常松洋はアメリカ史学者で、京都女子大学名誉...
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2022年9月29日読了時間: 4分
【書評】『ジャンヌ=ダルクの百年戦争』
堀越孝一著、清水書院、2017年 文責:村上銀河(政経学部2年) *興味のある分野・地域 地域はフランス、今回は特にジャンヌダルクという個人に着目し、フランスにおける百年戦争を深く理解するために上記の本を選んだ。 ●はじめに...
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2022年9月29日読了時間: 4分
【書評】『フィッシュ・アンド・チップスの歴史』
パニコス・パナイ―著、創元社、2020年 文責:柴山朋也(商学部2年) ●興味のある地域分野 地域に関してはイギリス、特にイングランド。古くから様々な分野において世界の最先端を走っているこの国は移民大国の1つとしても有名であり、その伝統食とされ今日も観光客から国民にまで広く...
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2022年9月27日読了時間: 6分
【書評】『欧州福祉国家の自由・平等教育 オランダ、デンマーク、フィンランドの歴史と実践に学ぶ』
成清美治著、明石書店、2022年 文責:渡邉義臣(政経学部2年) ●この本を選んだ理由 大学生になって、「教える」ということに触れる機会が多くなり、教育に関する興味が一段と湧いてきた。その中で、海外の教育法は日本とは違うということを知り、どこがどのように異なるのか疑問に思い...
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2022年9月27日読了時間: 6分
【書評】『一冊で分かるスペイン史』
永田智成・久木正雄著、河出書房新社、2021年3月30日 文責:稲葉玲雄(政経学部2年) ●はじめに この本は、「複雑怪奇」なスペインの歴史に興味を持ってくれた人に対して、面白さや刺激を感じて欲しいという願いが込められて書かれたものである。...
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2022年9月27日読了時間: 3分
【書評】『大航海時代の群像』
合田昌史著、世界史リブレット、山川出版社、2021年5月20日 文責:對馬拓海(政経学部2年) 興味のある地域、分野 地域はスペインやポルトガルといったイベリア半島地域。15世紀から17世紀の大航海時代に興味がある。今回は大航海時代にかかわった人物や、歴史を理解する第一歩と...
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2022年9月27日読了時間: 6分
【書評】『ロベスピエール』
松浦義弘著、世界史リブレット、山川出版社、2018年3月20日 文責:青木秀磨(政経学部2年) ●はじめに 本書は、今でも賛否両論を起こしている革命家ロベスピエールという人物について書かれたものである。常に恐怖政治と結び付けられた彼がどのように世論を動かし、権力の座についた...
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2022年9月27日読了時間: 5分
【書評】マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』
早川書房, 2010年 文責:渡辺才華(政経学部2年) ・はじめに この本は「この考えが正しい」と方向付けるようなビジネス本ではない。タイトルにもある通り「正義」について様々なアプローチをし、読者に「正義」について見つめ直させる本である。...
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2022年7月13日読了時間: 4分
【書評】『近代スポーツの誕生』
著者:松井 良明 出版社:講談社 、出版年:2000年7月20日 文責:岡部 快(政経学部2年) はじめに 本書は、近代スポーツ史の分野において、現在に至るまで精力的に研究成果を発表してきた著者によって、2000年に発表された著作である。暴力的な「娯楽」としてのブラッディ・...
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2022年1月22日読了時間: 6分
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