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2024年度ゼミ論集・優秀論文の選定について
本ゼミでは、ゼミ生の研究成果を発表する場として、ゼミ論集を刊行しています。今年度より、卒業生を中心に構成されたゼミナール論集委員会で、優秀論文の選定を行うことになりました。審査の結果、以下の通り、今年度の最優秀論文1本、優秀論文2本を決定いたしましたのでご報告いたします。...
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3月10日読了時間: 1分
『第二帝国』上巻
著者:伸井太一 出版社:合同会社パブリブ 出版年:2017年 評者:劉芊葉 🟢はじめに 伸井太一編著の『第二帝国』上巻は、19-20世紀のドイツ帝国について書かれた本で、政治、社会、文化、そして日常生活について詳しく解説している。なお、この本は上下巻で刊行されており、各...
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2月4日読了時間: 6分
『第一次世界大戦の起源』
著者:ジェームズ・ジョエル 出版社: みすず書房 出版年:2020年 評者:ゴチシン ●はじめに 第一次世界大戦は、ヨーロッパだけでなく全人類に深刻な災難をもたらした。この戦争が終わって以来、各国の研究者や平和を求める人々は戦争の原因を探り、その中で、国際史研究者の一人...
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2月4日読了時間: 7分
『シンデレラはどこへ行ったのか―少女小説と『ジェイン・エア』』
著作:廣野由美子 出版社:岩波新書 発行年:2023 評者:久保瑞穂 🟢はじめに この本は、著者が「物語は人生に作用する大きな力をもっている」という主張を展開する際に、著者自身が影響を受けた、強く生きる女主人公の物語を軸に主張の証明を試みたものである。...
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2月4日読了時間: 5分
『ドイツと日本の比較経済社会学 もう一つの日独比較論』
著者:平寺岡寛 出版社:信山社 出版年:2023年 評者:伊藤和平 🟢はじめに 現在では新型コロナウイルスは比較的落ち着きつつある。2019年12月初旬に、中国武漢市に第一例目が報告され、瞬く間に全世界へと流行したこの出来事は、自分自身決して忘れることはないだろう。そし...
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2月4日読了時間: 4分
『ホロコーストの現場を行く』
作者:大内田わこ 出版情報:岩波書店 出版年:2022年 評者:セキイカ ●はじめに 『ホロコーストの現場を行くーベウジェツ・へウムノー』は、著者の大内田わこさんがホロコーストの歴史的な場所を訪れ、その経験や感情を通して読者に伝える旅行記のような内容である。ホロコ...
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2月4日読了時間: 5分
『統一国家なき国民―もう一つのドイツ史』~多国家的な帝国から連邦主義的な連邦国家へ―もう一つのドイツ史~
著者:ディーター・ランゲヴィーシュ 訳者:飯田芳弘 出版社:みすず書房 出版年:2023年11月16日 評者:太田康介 ●はじめに 本書『多国家的な帝国から連邦主義的な連邦国家へ―もう一つのドイツ史』は「多国家的な帝国から連邦主義的な連邦国家へ」の変化を一般的なドイツ史の...
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2月4日読了時間: 8分
『チョコレートで読み解く世界史』
著者:増田 ユリヤ 出版社:ポプラ社 出版年:2024年1月29日 評者:佐野祐己 〇書評に導入する前に 書評のしやすさで言えば、ある一つの国に関して書かれた「一国史」系の新書が書評しやすいのではないかと考えたが、イギリスやフランスなど、大国を中心に対象としたかった国...
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2月4日読了時間: 7分
『ドイツ帝国時代を読む 権威主義的国民国家の岩盤とその揺らぎ』
著者:五十嵐一郎 出版社:社会評論社 出版年:2018年 文責:リシエン ●はじめに 五十嵐一郎著『ドイツ帝国時代を読む』は、1871年に成立したドイツ帝国から第一次世界大戦の終結までの期間を中心に、ドイツがどのようにして...
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2月4日読了時間: 7分
『アルメニアを知るための65章』
著者:中島偉晴、メラニア・バグダサリヤン 出版社:明石書店 出版日:2009年5月30日 文責:平原颯斗(商学部2年) 🟢興味のある地域・分野 コーカサス地方というイラン、トルコ、ロシアの間に位置する東欧の知られざる内陸国、アルメニア。その国は世界で初めてキリスト教(ア...
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2024年11月22日読了時間: 10分
『中世イングランドの日常生活』
著者:トニ・マウント(翻訳:龍和子) 出版社:原書房 出版年:2022年10月24日 文責:圓崎颯大(政経学部2年) 🟢はじめに この本は、いずれ人類がタイムトラベルの技術を手に入れ、中世イングランドを訪ねることになったときの参考にするためのものというユニークな著...
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2024年11月22日読了時間: 4分
『魔女狩りのヨーロッパ史』
書評:池上俊一『魔女狩りのヨーロッパ史』岩波新書、2024年. 文責:小林瑠斗(政経学部2年) 🟢はじめに 本書は日本の歴史学者であり、東京大学名誉教授である著者による著作である。西洋中世史、ルネサンス史、特にトスカーナ地方の歴史が専門であるが魔女についての著作が多...
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2024年10月17日読了時間: 10分
『ヨーロピアン・ドリーム』
書評:ジェレミー・リフキン(訳:柴田裕之)『ヨーロピアン・ドリーム』日本放送出版協会、2006年 長谷川玲也(政経学部2年) 🟢はじめに 著者のジェレミー・リフキンは、アメリカを代表とする文明評論家で、1994年より米国ウォートンスクールのエグゼクティブ教育課程で世...
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2024年10月17日読了時間: 6分
『ヴァイキングの考古学』
書評:ヒースマン姿子「ヴァイキングの考古学」同成社、2000年 島袋空(政経学部2年) 🟢はじめに 本書は、7章構成であり、ヴァイキングが起こした歴史について、その時代の地形や文化に合わせて画像や地図を使って説明されている。本書を執筆したヒースマン姿子は、考古学が専...
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2024年10月17日読了時間: 5分
『バスク:もう一つのスペイン- 現在・過去・未来』
書評:渡部哲郎『バスク:もう一つのスペイン - 現在・過去・未来』彩流社、1984年 工藤遥冬(政経学部2年) 🟢はじめに 本書は、なぜ現在に至るまでバスク地方はスペインからの独立を目指しており、なぜバスクがもう一つのスペインと呼ばれているのか...
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2024年10月17日読了時間: 4分
『世界史を作った海賊』
書評:竹田いさみ『世界史を作った海賊』ちくま新書 山本ことみ(政経学部2年) 🟢本書の概要 本書は、「海賊」という暴力装置にスポットをあてつつ、この言葉にプラスの意味を見出す社会背景・伝統を探り、現代に通じる価値観の始まりを探る。「海賊」がイギリスや欧米の世界ではなぜ「...
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2024年10月17日読了時間: 5分
2024年度2年ゼミ夏の書評チャレンジの合評結果について
日時:2024年9月26日 開催地:起雲閣・音楽サロン(熱海温泉) 取り纏め:渡邉義臣(4年ゼミ長) 記録:高見 ●審査結果 本審査会では、2024年度2年ゼミ生が今夏の課題としてチャレンジして作成した書評の第一次稿(または修正稿)について、特に優れた点を有すると評価され...
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2024年10月17日読了時間: 4分
『路地裏の大英帝国 イギリス都市生活史』
著作:角山栄 川北稔 出版社:平凡社 発行日:1982年2月5日 文責:名古屋美帆 (政経学部法律政治学科 2年) ・はじめに 19世紀、イギリス産業革命をきっかけに都市化が進み、人々の生活も大きく変化した。本書は、それまでの諸研究において見られた経済面からイギリス...
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2024年8月13日読了時間: 8分
『1918年最強ドイツ軍はなぜ敗れたのか~ドイツ・システムの強さと脆さ~』
著者:飯倉 章 出版:2017年12月20日 文藝春秋 文責:政経学部2年 舩橋琉奈 興味のある地域・分野 地域に関してはドイツ。この地域の歴史を振り返ると、自動車産業では革新的な進化を遂げ、ベートーヴェンやモーツァルトなどの音楽家、哲学者ニーチェなどの思想家を輩出し...
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2024年7月6日読了時間: 8分
『ドイツ史と戦争:「軍事史」と「戦争史」』
彩流社, 2011年11月15日 編者:三宅正樹,石津朋之,新谷卓,中島浩貴 文責:印宸皓(経済学科2年) ⚫️はじめに 現在ドイツという国名を耳にするとき、イメージしやすいのは、ヨーロッパ連合の中心国として重要な位置を占め、国際平和に対して責任を持つ国家であろう。もしくは...
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2024年1月21日読了時間: 7分
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